大仏の重さ

鎌倉の大仏は「長谷の大仏」とも呼ばれ、奈良の大仏が大仏殿に入っているのに対して、野ざらしになっています。

「長谷」は地名で、大仏のある寺の名は高徳院(大異山浄泉寺)といいます。

鎌倉の大仏は、最初は木造だったんだそうです。

現在の大仏は2代目ということになります。

建長4年(1252年)にできたといわれています。

当初は大仏殿に入っていましたが、明応7年(1498年)に東海道地方に大地震が起き、それに伴う津波によって流されてしまいます。

それ以来、大仏殿は再建されず、野ざらしの状態で現在に至っているのです。

鎌倉の大仏は高さが11メートルあまりあり、奈良の大仏よりも3メートルほど小さいものになります。

果たして重さはどのくらいあるのでしょう。

鎌倉の大仏の重さは、121トンだそうです。

どうして重さがわかったのでしょうか?

大仏は内部が空洞で、大仏の厚みと表面積などから計算されたものなのでしょうか?

昭和30年代半ば、補強工事が行われ、その際、実際に量られたのです。

大仏をジャッキで持ち上げ、その下にはかりを何台も潜り込ませて量った結果が121トンだったのです。

ちなみに、奈良の大仏のほうは、まだ実際に量られたことはありません。

その重さは、380~450トンだと推定されています。